皆さんこんばんは〜(^-^)/
タイトル通り、今夜は少し毛色の違うお話しです。
委託販売をされている、またはこれからしようかとお考えのみなさんに、少しでも参考になれば嬉しいです
長いヒトリゴトになりますが、興味のあるかたはぜひ読んでいらしてくださいませ(^-^)
なぜハンドメイドを始め、販売するに至ったかについては長くなるのでまたの機会にするとしまして…
今回、メンタル的な事は置いておいて、もっと即物的な話をしちゃおうかと。
あまりロマンのない話になると思いますが、ご容赦下さいませ〜(汗)
さて、皆さんは、ご自分のハンドメイド作品を販売する際の利益についてどうお考えですか?
しっかり利益を出して仕事にしたい? それともあくまで趣味として、赤字覚悟て利益にはこだわらない?
ハンドメイド作品の販売において、仕事と趣味の境界線をはっきりさせるのはとても難しいのではないでしょうか。
サジの場合、基本的に優先すべきはモノヅクリよりも家庭です。
ですから、作品づくりに割ける時間は比較的少ないので、利益を出せるほどの製作は出来ません。
かといって赤字を出してしまうと、それはそれで家計への圧迫にもなりかねないので、価格を気にせずに提供、というわけにもいきません。
費やした分のお金が戻ってプラマイゼロ…少しでも色が付けばありがたいな、くらいのスタンスです。
そしておそらく、かなり多くの人が同じような思いじゃないかな、と思います。
このスタンスって実は結構バランスが難しくて…;;
お客様にお金を出して買っていただく以上、プロとして製作に取り組まなければいけませんが、収入にならないということは家族に対し「これは仕事だから」という態度はとれないからです。
仕事なら忙しい時は子どもを親に頼んだりもできますが、もうけが出ていない以上…ただでさえ子連れで実家に転がり込んでるわけだし…ウニャムニャww
あ、これはサジのちょっとした弱音吐きなので聞き流してくださいませ(笑)
すみません、話が逸れましたね(^^;) 本題に戻ります☆
黒字はともかくとして、赤字を出さないために大事なポイントは、その作品を作り販売するまでにどれだけの支出があるか、を把握する事だと思います。
なんだかごく当たり前のことを言ってるようですが…
「利益を出すまではいかなくても、材料費が回収できればいいかな」
…でも、販売をするのに使ったのは、材料費だけでしょうか??
オークションの場合は大抵送料は落札者負担なので、他にかかるのは出品手数料と代金の振込手数料。
…が、委託販売(レンタルボックス・実店舗・ネットショップ等)の場合は少し違ってきます。
大きいのは、委託先に支払う(もしくは売り上げから引かれる)お金。
大きく分けて、月額基本料金を支払うところ(ボックスのレンタル料など)、売上げの数割を販売手数料として差し引くところ(一ヶ月の総売上げから引いたり、価格帯によって率を変え、一点の売上げごとに引いたりと色々です)、その二つを組み合わせるところ、があります。
他にも初回登録料が要るお店や、ネットショップなら一点掲載ごとに数百円、というシステムを採っているお店も。
ですので、委託販売先を決めるときにはどういうシステムかは納得いくまで要チェックです☆
お店によっては詳しいシステムはホームページに載せず、問い合わせたら要項をメールにてお送りします、というところも多いですが…勇気を出して訊いてみることが一番です♪
お金が絡むことですし、大抵の運営者の方は親切に丁寧に答えてくださいますよ(^^)
このお店への手数料は、特に売上げから差し引かれるシステムの場合、「払った」感覚があまりないので要注意です。
ここで具体例を。
たとえば500円のストラップが月に10点売れたとして。
基本料金が2500円で手数料20%だった場合、
売上げ→500×10=5000 販売経費→5000×0.2+2500=3500
純利益…5000−3500=1500 となります。
これが1000円/30%になると…
販売経費→5000×0.3+1000=2500 純利益…5000−2500=2500
…では、3500円/10%では? ストラップが1000円だと?
どれくらいの差になるんでしょうか?
自分の作品が月にいくつ売れるのか、なんていくら経験を踏んでもはっきり予測することは難しいでしょう。けれど、どのくらいの価格帯で何点くらい売りたいか、明確な目標を持つのはとてもプラスになると思います。
さて、きびしいことに、もう少しあります。
さらに、納品の際の送料(持ち込みであれば交通費)、売上げが銀行振込ならその手数料がかかってきます。そして材料費に、仕事とするならば製作時間分の時給。
…「トントン」にするのってむつかしい……(T_T)
なにも厳しい話をして委託販売のハードルを上げたいわけではないんですよ〜(^^;)
むしろこういった事を把握していると、自分の製作スタイルに合わせて価格を決める指針になるかもしれないし、「委託販売先の選び方がわからない」とか「実体がよくわからない」といった部分を減らして、どんどんチャレンジしてみてもらえたらな、と。
では、「適正な価格設定」とはどれくらいか… これは正直正解はなくて、人によって違う、としか言えないのですが(汗)
自分がどれくらいの製作ペースで、プラスマイナスはどれくらいを考えていて、どこに重きを置くのか…。。。
ここまでは販売側の立場でのみの見方でしたが、価格設定には消費者としての目も必要ですよね。
どのくらいの値段なら購入するか。
この点は、販売をお願いする店舗の客層によっても変わります。
たとえば、家計を預かる主婦と、バリバリ働いて、たまに頑張ったご褒美のプレゼントを友人や自分に買いたいというタイプの女性とでは、人気の商品も購入する価格帯も全く違ってきます。
自分が作る作品はどんな人に求められそうか、どんな人に買ってもらいたいか。
理想を言えばやはり老若男女多くの人に作品を見てもらいたいけれど、ターゲットをある程度定めた方が店舗を決めやすいし、自分の「うり」をアピールしやすいと思います。
また、自分と似通った素材・題材の作品がどれくらいで売られているのかを調べるのも、参考になります♪
作品がお店にディスプレイ(ネットなら掲載)されたときの感動や、色々調べて考えて、やっと決めた価格で作品がお嫁にいったときの喜びといったらもう…たまりません♪(^^)
手間がかかる分、メリットもとても多いのが委託販売なのかも。
メンタルな話は無しって言ったけど…やっぱり手作り作品の販売はココロの遣り取りなので、メンタルな部分に還ってしまいますね(*^^*)
こういう話ってどこまで書いていいのかすごいビミョウだわ…(笑)
思いつくまま書いてたら、画像もないのにとんでもない長さになっちゃった;;;
この話はあくまでサジ観点の考え方ですので、一つの意見として取り入れていただければ幸いです☆
ではでは、お付き合いありがとうございました!
願わくば、皆さんの大切な可愛い作品達が必要としている人のところへお嫁入りし、大事にしてもらえますように!
応援クリック、製作意欲の源になっています(^^)
今日もよければぽちっとお願いいたします♪
にほんブログ村ありがとうございました♪♪♪